内科・小児科・心療内科
佐久間内科小児科医院
〒964-0917
福島県二本松市本町1-237

TEL: 0243-22-0570
FAX:0243-23-4830

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診療案内

 診療についての詳細なご案内です。

診療科目内科・小児科・心療内科
電話番号0243-22-0570

診療内容

内科

普通感冒・急性気管支炎・肺炎等の急性疾患。
糖尿病・高血圧・高コレステロール血症、慢性気管支炎等の生活習慣病や慢性疾患。
アトピー性皮膚炎、気管支喘息等のアレルギー性疾患。
禁煙治療(禁煙支援参照)。
健診、各種予防接種。

普通感冒・感染性胃腸炎・肺炎等の急性疾患。
水痘・流行性耳下腺炎・伝染性膿痂疹等の伝染性疾患。
食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、小児喘息等のアレルギー性疾患。
外科的処置を必要としない程度の裂傷、擦過傷、熱傷、打撲(ウェット療法参照)。
低身長・夜尿症等の精査、加療。
低身長については、必要であれば専門医療機関を紹介いたします。
乳児健診、各種予防接種。

心療内科(発達外来)

COVID-19感染者多数のため、現在発達相談等(成人を含め)には対応不能な状況です。ご了承ください。

主に小児を対象とした、不登校、落ちつきのなさ、こだわり、ことばの遅れ等の「心」や「知的能力」に関しての心配事に対応。
自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症などの発達障害の診断、養育・保育のアドバイス。
必要に応じ、医師による臨床心理発達検査等の実施、投薬。

 診断をつけることは重要なプロセスではありますが、診断をつけることそのものよりも、どのような接し方、ことばかけが望ましいか等に重点を置いた診療を心がけます(詳しくは、「発達障がいページ」をご参照ください)。

 心療内科(発達外来)については、はじめての方はまず一般診療受付の時間枠に受診してください。予約診療はしておりません。土曜日午前は混雑しますので、出来れば平日午前なら10時まで、平日午後であれば15時までにご来院くださるようお願いいたします。その後、必要に応じ再診予約、検査予約といたします。また、診察状況に応じ、診察順番の入れ替え、場合によっては待ち時間が長くなることもあります。他日のご来院をお願いすることもあるかもしれません。ご了承ください。

下記の「検査」項目に紹介しておりますWISC-Ⅳ、田中ビネー知能検査Ⅴや他の発達系検査については、当方で必要と判断した場合のみ施行としています。学校や教育委員会、行政保健師より施行を指示された等のご要望にはお応えできません。特別児童扶養手当診断書等の際も同様です。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

検査

各種血液・尿検査(外注検査依頼)。
迅速検査(インフルエンザウイルス、アデノウイルス、溶連菌、マイコプラズマetc)。
心電図検査。
超音波検査(心臓、腹部、甲状腺、リンパ節その他の皮下腫瘤、頸部・下肢等の血管系)。
レントゲン検査(胸部腹部骨単純撮影、透視)。
上部消化管内視鏡検査(食道・胃・十二指腸)。
知能検査(WISC-ⅤWISC-Ⅳ田中ビネー知能検査Ⅴ)、発達検査(遠城寺式、津守・磯部式、S-M社会生活能力検査)、バウムテスト、エゴグラム、SDSうつ性自己評価尺度etc。

経鼻胃内視鏡検査について

 経鼻内視鏡では、従来の口から飲むタイプの経口胃内視鏡に比べ苦痛がありません。検査された患者さんも、「前とは全然違う」と驚かれております。

 ファイバーはかなり細く柔らかく、ソフトな感じです。鼻からの挿入ですので、口から飲んでもらう場合にどうしてもありがちだった「オエッ」が全くありません。鼻の粘膜は十分に麻酔しますので、痛くもありません。苦痛というほどの苦痛は感じない、と云っても過言ではないでしょう。
 みぞおちの痛みや食欲がないなど、胃に不安を抱えていても、検査が怖くて中々踏み切れなかった患者さんには朗報と思います。

経鼻胃内視鏡で観察した画像を紹介いたします。

 鼻の穴を通り抜け、気管の入り口付近です。声帯の一部が見えています。鼻の穴の粘膜には十分な麻酔をかけてあるので、多少の違和感はあるものの痛みはほとんどありません。

 食道の中です。粘膜のところどころに凹凸がみられますが、異常ではありません。

 食道の一番下、胃への入り口です。入り口に近い食道粘膜の色調がやや変化しています。軽度の逆流性食道炎の像です。

 胃の中に入り、ちょっと進んだところです。向かって右上が「胃角」とよばれる部位です。

 ファイバーの先をもっと奥にすべり込ませ、胃角を正面から観察します。胃角は、胃潰瘍や胃癌が最も出来やすい場所です。

 ファイバーを反転させ、胃の上の方を見上げています。黒く見えているのはファイバーの根本の部分です。

 ファイバーを元に戻し、今度は胃の一番下を観察します。見えている穴は腸への入り口です。この方の場合、粘膜のところどころが紅くなっています。「急性胃炎」です。

 腸の中に入ったところです。ヒダの数が胃よりも多くなっています。

 別な患者さんの画像です。胃角のほぼ真ん中に白くえぐられた部位があります。これが「胃潰瘍」です。

 近づいてみると、潰瘍の周りがやや紅くなっているのがわかります。白く見えるのは「白苔」とよばれ、本来の組織が壊れた跡形です。
 組織検査を行いましたが、癌細胞はみられませんでした。

 お薬で治療し、約2ヵ月後には完全に治っておりました。本来の胃角の形に戻っています。
 ちなみにこの方は、胃の中に「ヘリコバクター・ピロリ菌」という細菌がいましたので、除菌療法にて菌退治を試み成功しました。
 ピロリ菌がいる胃は胃炎や潰瘍になりやすく、逆流性食道炎を合併することも多いようです。何より、胃潰瘍をくり返していくうちに胃癌のリスクも高まります。
 みぞおちの痛みや胸やけ、胃もたれなどを感じる方は、甘く考えずに検査を受けられた方がいいでしょう。

超音波検査(エコー検査)について

 当院では、超音波検査装置は第一診察室に置いてあります。必要な時にすぐ行え、患者さんの(検査することでの)苦痛はなく、「探触子(プローブ)」を皮膚に当てるだけで、心臓や内蔵、甲状腺、リンパ節などの異常を見つけることが出来ます。診察や検査は、「からだの中で何が起きているのか」を探るための作業です。からだを観察し(視診)、触れ(触診)、指で叩き(打診)、内部の音を聴く(聴診)という診察の延長線上に、超音波があります。何もかもを機械に頼るような診療姿勢はどうかと思いますが、もはや、超音波のない診療は考えられなくなっております。「第二の聴診器」と云っても過言ではないでしょう。

超音波検査(エコー検査)

心臓エコーの画像を紹介いたします。

 「Bモード」とよばれる表示法で観た心臓です。心臓の断面を観ているので「断層心エコー」ともよばれます。左心室や左心房、大動脈など、心臓の各部位が明瞭に映し出されます。これは静止画像ですが、実際には動いている状態を観察することとなり、各部位の筋肉の動きや、心臓の弁の状態を確認することが出来ます。心筋梗塞では、梗塞になった部分の筋肉の動きが悪くなります。
 画像の向かって左が、心臓に血液が入り込んでいる時期(拡張期)、右が心臓から血液が押し出されている時期(収縮期)です。

 「カラードップラー法」のスイッチをオンにすると、心臓の中を流れる血液のシグナルが見えてきます。プローブに向かってくる血流は赤、離れていく血流は青に出るように設定されています。

 「Mモード」と呼ばれる表示法です。選んだ部分の筋肉や弁の動きを時間経過で観察する時に用います。拡張期に心臓の中にあった血液の何%が収縮期に大動脈に押し出されるかを計測する時などに用い、心臓の収縮能力の評価に有用です。

 「パルスドップラー法」は、血流速度の測定に使われます。ここでは、拡張期に左心房から左心室に流れ込んでくる血流の速度(左室流入速度)を測定しており、心臓の拡張能力の評価に有用です。

血管エコーの画像を紹介いたします。

 右の頸動脈を観察しています。血管の壁の厚みは普通レベルで、動脈硬化はほとんどみられません。右の画像はカラードップラー法で、プローブに向かってくる動脈血が赤色で表示されています。その上に細く見えている青いラインは、頸静脈の一部です。

 パルスドップラー法で血流速度を測定します。動脈硬化で血管が細くなっていたりすると、血流速度が異常に早くなります。

 動脈硬化が強い患者さんの画像です。矢印の部分の動脈の壁がもっこりと盛り上がっています。これは「プラーク」よばれ、破裂すると脳卒中を引き起こすので注意しなくてはなりません。この方の場合は、脳外科専門医に相談したところ、画像上硬いプラークと考えられ、破裂の危険は極めて少ないとのことでした。現在も当院にて経過観察中です。

 頸動脈は全身の血管の動脈硬化の状態を反映すると云われています。中高年期にさしかかったら、症状の有る無しに関わらず、一度は検査しておいた方がいいでしょう。また、頸動脈だけではなく、足や腕の動脈、静脈の観察も可能です。

腹部エコーの画像を紹介いたします。

 腹部エコーでは、肝臓、胆のう、腎臓、膵臓、脾臓などの中身のつまった臓器(=実質臓器)や、胃、腸、血管など中がトンネル状で、内容物や血液が流れている臓器(=管腔臓器)を観察します。管腔臓器の内部の観察は、内視鏡検査の方が得られる情報は当然多いのですが、腸重積や虫垂炎の発見にも超音波は威力を発揮します。
 図は、肝臓、胆のう、右腎臓の画像です。肝臓に脂肪が付き過ぎ「脂肪肝」の状態になると、肝臓内部が白みを帯びてきますが、この方の場合それほどではありません。胆のうもきれいです。

 別な患者さんの胆のうの画像です。胆のう内に、最大系約15mm大の胆石を認めます。脂肪肝も認めます。この方は、この時点では痛みも何もなく無症状だったのですが、約半年後に右腹痛が出現、外科にて腹腔鏡手術にて胆のう摘出。現在、元気に生活されております。

 ※甲状腺エコーの画像は、「診察室より~その2~「A2判定」を巡って」をご覧ください。(こちらからクリック

甲状腺検査

 超音波検査による甲状腺検査を行なっています。
 県民健康調査・甲状腺検査実施機関としての検査と、当院独自で行う検査があります。検査内容に違いはありません。県民健康調査として行う場合は無料ですが、当院独自の場合は有料となります。

甲状腺超音波検査の様子

甲状腺超音波検査の様子

県民健康調査・甲状腺検査実施機関としての検査

 県内小中高等学校・特別支援学校、公共施設にても実施されておりますが、日程調整が合わない場合などは、当院でも実施可能となります。
 下記をご覧ください。

 http://fukushima-mimamori.jp/thyroid-examination/

当院独自の検査

・ 要予約(電話での予約も可)
・ 料金:お一人1回3,000円
(医療保険診療は適用とならないため、自由診療となります)

検査施行日はご希望に添えない場合もございます。ご了承ください。

検査予約人数は、1日5名程度とさせていただきます。

放射能を測定する検査ではありません。甲状腺の異常の有無を確認する検査です。

血液検査は行いませんので、採血はありません。

検査結果については報告書を作成し、ご本人(または保護者)にお渡しいたします。

検査予約が混み入った際は、小児(20歳未満)を優先とさせていただきます。

当院が独自で行う場合は、国や厚労省、自治体(福島県や二本松市など)、医療関係団体(医師会など)等とは一切関連しておりません。

手話通訳者を対象とした頸肩腕障害検診

 頸肩腕障害予防を目的として、お一人につき年に1回の検診を行っています。
対象は手話通訳を行政より委託され、実践されている方のみです。検診実施は当院と行政との契約の上で施行となります。個人でのお申し込みは受け付けておりません。

健診内容

・ 筋力測定(腹筋回数、タッピング、握力、背筋力)

・ 問診(事前に問診票の記入をお願いします)

・ 診察(頸部・腰部の運動確認、筋圧痛所見、脈管テスト)

 後日、検診結果報告書を行政に提出(個人情報秘密保持)

オンライン診療

 当院では、かかりつけの患者さんに限り、オンライン診療を行っております。
 当院に通院されている方で、受診時(対面診療)に当院との契約を交わされた方に限ります。
 初診の方はお断りいたします。

 以下のご準備が必要となります。

  • スマートフォン・パソコン(カメラ付き)・タブレットをお持ちの方
  • クレジットカードをお持ちの方
  • Zoomアプリのダウンロードが可能な方

 下記からお入りください。
 ※ 当院との契約を交わされていない方の入室は、固くお断り申し上げます。

COVID-19診療・検査

 当院は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)診療・検査医療機関として福島県より指定を受けています。
 ただし、他の患者さん・当院スタッフへの感染防止のため、院内での診療・検査は一切行っておりません。
 診療は在宅での電話対応のみとし、検査は当院駐車場でのPCR検査とさせていただいております。
 診療・検査を目的とした受診の際は、COVID-19診療・検査曜日時間に、あらかじめ当院への電話問い合わせを絶対条件とします(0243-22-0570)。唐突に院内へお越しになることはお避けください。

 診療曜日・時間は、
 月~土、午前10時~午前12時としております。
 診療受付け時間は午前11時半で終了です。
 何卒よろしくお願い申し上げます。

 なお、診療時間についてはその時点での(他の患者さん等の)診療状況に応じ変更せざるを得ない場合があります。検査施行についても当院で決定とします。必ずしも患者さんのご意向に添えない場合もあり得ます。あらかじめご了承ください。

 また、申し訳ありませんが「感染が不安」という訴えのみの方の診療・検査はお断りしております。

スケジュール

 診療時間については、トップページの通りです。往診にて、やむを得ず診療時間が変更になる場合がございます。
ご迷惑をおかけいたしますが申し訳ありません。
随時、今月、来月のスケジュールをお伝えしていきますのでご参照ください。

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10月カレンダー

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11月カレンダー

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